T-248　長野県のN様邸にラウンドテーブルなど一式をお納めしてきました　

Home　>　作品集　>　ダイニングテーブル　>　ラウンドテーブル5248　>　T-248

※他の家具のサイズや価格は別途お問い合わせください

安曇野市にアトリエを構える北村建築設計事務所さんのご紹介でNさんご夫妻が工房を訪ねてくださったのが2023年7月でした。設計打ち合わせの帰り道に北村さんと一緒に立ち寄ってくださったようです。その時にNさんご夫妻はクラポの家具をたいへん気に入ってくださり、「これは困った、これは困った」（←おそらくご予算の問題でしょう）と何度も繰り返して、その時はお帰りになりました。

そして次にNさんからご連絡をいただいたのがその8ヶ月後。「家具を注文したいのですが」とメールをくださったのですが、この時には既に工事はだいぶ進んでおり、竣工も6月末で確定とのこと。慌ててまずは製作スケジュールを確保し、そこから細かな打ち合わせが始まりました。今回お納めした家具は以下のとおりです。

まずはダイニングセット。

直径110cmの「ラウンドテーブル5248」と、短い肘掛けを備えたチェア5333シリーズから、布テープ座面「5333T」を2脚という構成になりました。椅子はチェア5334Tと最後まで迷っておられました。椅子を4脚揃えず2脚に留めるようお奨めしたのは私たちです。そのほうが空間とのバランスが良さそうだったことと、普段は二人暮らしとのことでしたので、まずは2脚で暮らし始めて、もし必要を感じたら後から追加でご注文くださいと申し上げました。

座面の色は2種類。手前に写っているのが「#29　えんじ色」、奥が「#66　深緑」です。

こちらは「リビングチェア・サンアントン」と、「スツール5337」。スツールは、時にはオットマンとして、時にはサイドテーブルとして、時にはダイニングの補助椅子として活躍します。

実は今回お納めした家具の中でNさんが最も気に入っておられるのがこのリビングチェアです。とにかく座り心地を気にっておられました。

これはデイベッドと、その脇に置かれたサイドテーブルです。

当初の計画では、ここにソファ5350が置かれる予定だったのですが、「リビングチェア・サンアントン」が誕生する経緯をご説明する際に、野沢温泉村のホテルハウスサンアントンへの納品事例をご紹介したところ、そこに写っていたデイベッドも気に入られ、「こういうのもアリだね」と、急きょ選択肢に浮上。決定までには紆余曲折ありましたが、「いざとなればシングルベッドにもなる」という利便性を重視し、最終的にはこちらを選択されました。

背もたれは置いてあるだけなので簡単に取り外すことができます。

こちらがフラットなベッドにした様子です。サイズはセミシングル相当の200cm×80cm。クッションは硬めにしているので不快な沈み込みもなく、快適に眠ることができます。

これはロフトに設けられた和室に置かれたちゃぶ台。直径80cmのローテーブル5269です。

奥に見えるのがこの和室への入口。身をかがめなければ通ることができない茶室のような小さな入口を通り抜けると、目の詰んだ琉球畳と、低い天井から下がる品の良い照明器具が迎えてくれます。このへんは北村建築設計事務所さんの真骨頂と言えましょう。

これはそのロフト（和室）から撮影した1階フロアの様子です。障子や畳など、和の設えにも馴染みやすい点もクラポの家具の特徴のひとつです。

納品に伺った数日後に、Nさんからメールをいただきました。

家具が設置されてから、おしゃれすぎて、自分の家に思えないです。本当に素敵な家具に出会えて、うれしいです。ありがとうございます

ダイニングもソファもサンアントンも座ってると居心地よくて、動けなくなります笑
ちょっと座ってるつもりでも、あっという間に時がたってます、人をダメにするヤツですね…

Nさん、ありがとうございました。