C-549 　本棚に収まるくらいの小さな仏壇（C-454アレンジ）

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東京都のYさんからご注文いただいた小さな仏壇です。

原型は、過去の製作事例として掲載されているC-454。　C-454は祖霊舎（神道の祭具）でしたが、Yさんのご依頼は御位牌をしまっておくための仏壇（厨子）でしたので、扉を開いた内部の仕切りや、着脱できる背板はありません。上図のようなシンプルな箱となります。

完成した小さな仏壇です。　大きさの比較に一般的なサイズのワインボトルを並べてみました。高さは30cmなので、A4サイズの雑誌よりも少し低いくらいです。奥行きも20cmで、こちらもA4サイズの雑誌よりも浅く、よくある本棚にも楽に収めることができます。

これは扉を開いた様子です。　内部はきわめてシンプルで、段差も留め具もありません。

こちらも扉を開いた様子です。Yさんのご希望は２枚扉（観音開きの扉）でしたので、左右の扉を全開すると、このように扉が両横に大きく張り出します。その様子は、大きく両腕を広げているようで、ゆったりした印象を受けますし、仏壇から包容力のようなものを感じます。

それに対しこちらは4枚扉の「折れ戸」を全開にした様子です。折れ戸は、左右の扉がそれぞれその幅の半分のところでパタリとたためるようになっているので、場所を取らず、仏壇の左右に充分なスペースが無い場合などに重宝します。本体のサイズはYさんのご注文品と全く同じでですが、パッと見た時の印象はYさんの厨子よりもだいぶ小さく見えます。

これは4枚扉（折れ戸）を閉じた様子です。　Yさんのご注文品と同じサイズのミニ仏壇を4枚扉でお作りした場合は、140,000円（税別）となります。

厨子（コンパクト仏壇）を受け取られたYさんからメールを頂きましたのでご紹介します。

念願のクラポさんの厨子にすっかり見惚れております。
こちらの要望にも丁寧にご対応いただき感謝の気持ちでいっぱいです。
とても素敵な厨子の経年も楽しみながら愛でていきたいと思います。

Yさん、ありがとうございますした。