C-548　ナラ材の背の高い引き出し付きシェルフ

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神奈川県のTさんからご注文をいただいたナラ材のシェルフです。

Tさん宅には、過日ご紹介したC-536もお納めしていますが、その祖霊舎と同じタイミングでこちらのシェルフもご相談いただいています。

デザインのベースになっているのはC-362で、これに若干のサイズ変更を加えた形のものをナラ材でお作りしました。

こちらが完成したナラ材のオープンシェルフです。（大きさの目安として身長160�pの人物の絵を入れてあります）

C-362とは幅と奥行が1cmずつ違うだけで、高さは同じですから、見た目にはほとんどC-362と変わりありません。ただ、木材の種類がナラになったことで、C-362よりも少しワイルドな印象の仕上がりになりました。

細部には少しの違いがあり、C-362はこの天板の角が大きく丸めてあるのに対し、Tさんのシェルフはエッジがシャープなままの仕上げになっています。

こちらは製作途中のシェルフを裏側から見た様子です。

こちらも製作途中の様子。シェルフを上から見たところです。

上半身はオープンシェルフ。棚ダボを差し替えることで、棚の位置を上下させることができます。このシェルフの場合はダボを5cm間隔で打ち込んでありますが、これを6cm間隔や4cm間隔に変更することもできますので、オーダーの際にご相談ください。

腰から下には引き出しが3段。すべての引き出しにスライドレールが取り付けられています。

一番下はA4ファイルの背表紙が上になるように収納できる引き出しです。開けしめの度にファイルがバタバタと動くことを防ぐ目的で、抜き差しできる仕切り板が2枚設けられています。

Tさんにはとても気に入っていただくことができました。Tさん、ありがとうございました。